大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

私を生きる

枚方市カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむ

http://www.aimuhidamari.net

 

街角カウンセラー 沖末めぐみの「こころの絵にっき」

 

本日は、少々(❓💦)前の

私が受けたカウンセリングでのことを

描き&書き記したいと思います😊

 

宜しければ お付き合い下さいませ🍀

 

まずは 今回の記事のタイトル画を〜🍀🍀

 

 

私を生きる

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その時のカウンセリングでは

私が ここのところ ずっと悩み続けている

やっと寝入ったと思った途端に

ものすごく嫌な感情が突き上がって来て

ハッと目覚めてしまう…という

そのことについて取り組みました。

 

まずは

その時のハッとする感覚「怖さ」を感じることから。

 

その感覚に目を向けようと思うと

右こめかみから右目奥にかけて軽い痛みを感じました😢

 

その痛みは 長年 苦しんだ偏頭痛を想起させるもので

とても嫌な感じがしました😱

 

その痛みに焦点を合わせてみると

こめかみの奥に小さな女の子がいるのを感じました。

 

その女の子は、必死で何かにしがみついている…

そんなイメージでした。

 

 

食い止める

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⚠️  ⬆︎この絵は、後日 描いたもの。

        必死で 何かに しがみついている…

        そんな女の子の絵を描いていたら

        しがみついているものに

        噛み付いてしまいました💦

        「食い止める」というのは

        そういうことなのか…と

        勝手に、妙に感心してしまいました😁💦

 

 

カウンセラーさんに促されて

その女の子に質問してみました。

「どうしてそんなことをしているの?」

 

女の子は言いました。

「だって誰も助けてくれへんやん」

その女の子とは目が合いません。

どうやら 拗ねている様子…。

 

女の子に重ねて質問してみました。

「手を離すとどうなるの?」

 

女の子は「危ない」と答えました。

 

カウンセラーさんが 私に問われました。

「女の子はどんな気持ちでいる?」

 

私は答えました。

「裏切られた」

「私1人だけ置いて逃げたやん!」

そう言っています…と。

 

またカウンセラーさんに促されて

私は 女の子に声をかけました。

「あなた1人に押しつけて ごめんね。

    でも、もう 手を離していいよ」

 

女の子は「ホントに?」と。

泣きながら、こちらを睨んでおりました。

 

太いロープを握りしめている その女の子の手は

擦りむけて血が滲んでいました。

 

それを見ていて、私は何だか泣けて来ました…😢

 

私は 女の子に声をかけました。

「もう逃げないようにしようと思う」

そして率直に

「 …けど、今は絶対って言えない」

と告げました。

 

女の子は、まだ怒った顔をしていましたが

理解はした様子で軽く何度かうなづきました。

 

 

ここまでやってみて、今、何を感じますか❓

女の子の言っていることで

思い当たることはありませんか❓

 

そんなカウンセラーさんの問いから

私が思い浮かんだのは

私が これまで ずっと取り組もうとして

どうしても手が出せていない問題でした。

 

4歳の私が 記憶から消してしまった怖い出来事…。

 

思い出せない

今も 私が どうしても思い出さないようにしている

怖い出来事…。

 


カウンセリングでは

目の前の椅子に

私が恐れる 怖いおじさんに座ってもらいました。

(もちろんイメージです❗️)

 

カウンセラーさんが

「これはイメージ。

だから、絶対 本当に怖いことは起こらない。

大丈夫だからね。」

と声をかけて下さいます。

 

 

未完成な記憶

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その場に身を置いた状態の私に

カウンセラーさんからの質問

「今、どんな気持ち?」

 

私「怖い❗️❗️」

途端に全身に力が入り涙が溢れて来ました。

 

カウンセラーさんは「怖いよね」と言いながら

おもむろに おじさんが座っている椅子を

思い切り新聞で何度か殴りつけられました。

そして、その勢いのまま 椅子を後ろに倒す。

 

ガシャン❗️❗️

 

音を立てて椅子が後ろに倒れて行きました。

 

折りたたまれ、床に倒れた椅子。

 

それを見て

私は  「終わったんや」と思いました。

 

同時に

「今まで終わってなかったんや」とも思いました。

 

私のつぶやきに カウンセラーさんが

「終わったって?」と問われました。

 

私は 椅子を指差し「もう 大丈夫やから」

子どものように ただ それだけ言いました。

 

そう言葉にしたら、びっくりするほど泣けました。

子どものように泣きました。

 

そして

私は「私もやる」と言って

新聞で椅子を何度も殴りました。

 

想像以上に力がこもっていて、自分で驚きました。

 

その後

カウンセラーさんがやったように

思い切り椅子を倒すと

何だか急に力が抜けてしまいました。

 

しばらく間を置いた後

カウンセラーさんから質問がありました。

「今どんな感じ?」

 

私は やはり子どものように椅子を指差し

「もう やっつけた」と言いました。

そして、おもむろに号泣してしまいした😭

 

最後に「私は悪くない」「私は汚くない」と

言葉にして言ってみましたが

( カウンセリングの流れとして行いました )

何も違和感はありませんでした。

 

 

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カウンセリングの後、感じたことなのですが。

 

私は 相手を指差すことで

何かが吹っ切れた気がしたんですネ

 

それをすることで

「あいつが悪い!」「あいつが悪いヤツやねん!」

と叫べた気がした。

 

もう隠さなくていいんだと思いました…。

 

私は悪くない。

だから指差して「あいつが悪い!」と

大声で言っていいんだと思えました。

 

そのことで、とても安堵できた気がしたんです。

 

私にとっては

そのことを「秘密」にしなければならない

( 詳しくは書きませんが 幼い私の諸事情で )

ということ自体が

とても重かったように思います。

 

カウンセラーさんが椅子を殴り

椅子を蹴散らしてくれたときに

「こいつが悪い!」と

堂々と言ってくれたような感じがして…

本当に やっつけてくれたのだと そう思えて…

 

私の中で「終わっていなかった悪夢」が

やっと終わった気がしたんですネ

 

あの当時

誰も「もう大丈夫」とは言ってくれなかった…。

 

( 諸事情あって 幼い私は その怖い出来事を

    秘密にせざるを得ませんでした。

    なので、⬆︎これは

    『家族が 誰も 4歳の女の子の異変に

    気づいてくれなかった』

    そんなふうな意味です )

 

だから

まだまだ安心してはいけないのか

もう安心していいものなのか

それすら分からないまま 今まで 来た気がします。

 

椅子の倒れる大きな音

 

それが終わりの合図のように感じました。

 

やっと終わったのだと そう思えました。

 

 

 

と、ここまでが

その時のカウンセリングで私が取り組んだことです。

 

その後、2回カウンセリングを受けておりますが

失った記憶は いまだ そのままです。

 

でもネ

 

今のところ

寝入りばなにハッとして飛び起きる…ということは

起きなくなっているんですよネ…。

 

今回 記したカウンセリングや

その後の

メンタルサポート研究所の倉成先生のワークショップで

ワークを受けさせてもらったりすることで

( ⬆︎前回の記事に 詳しく書いております )

少し「安心感」というのものが感覚として

分かったからかもしれません。

 

 

最初に受けたカウンセリングで

この出来事の断片の記憶が蘇り

そのことの影響だけではないと思われますが

(複合的な作用のように思う)

長年 苦しんで来た偏頭痛が ほとんどなくなりました。

 

それから10年以上

私は 色んな先生のところで カウンセリングを

受け続けて来ました。

 

そして 今

 

これまでの下地があってこそ

今回のようなカウンセリングが

出来ているのだと思います。

 

以前の私には そこまで 自分に踏み込むことは

出来ませんでしたから…。

 

じっくりじっくり時間をかけて…

 

色んなカウンセラーさんに

出会った色んな人たちに

勇気をもらって来たからこそ

 

今の私があるのだと そう思います。

 

 

今回 描いた「怖いおじさんの絵」なのですが

これは 本当に 初めて❗️描いたんですヨ💦

 

描いている間中 私 ずっと 全身ガチガチに緊張していて

微妙に頭まで痛くなりましたヨ😱

 

やっぱり偏頭痛と、このことは関係があったんだ…と

やっと確信できたように思います。

 

…それでも描けたんですよネ

 

その時の部屋の様子

おじさんの面影

 

少しでも その時の その場に 身を置かなければ

描けないものを 私は描きました。

 

…と、言いつつ

 

実は、あの絵は未完成です。

「未完成な記憶」というタイトル通り

ホントに未完成なのです。

 

画面の下の方は白いまま…。

 

あの部分には 私がいるはず…。

 

けれど

あの場に 私自身を描きこむ勇気は

まだ ありませんでした。

 

今は それでいいと…私は思っています。

 

でも、いつか完成させたいなぁとも思います。

 

描けるくらいの私になったら

今とは違う意味の絵を描くことになりそうな

そんな予感はありますが…😅💦

 

それでも

私なりに絵を完成…完了させたいなぁと思います。

 

色んな体験を何とか乗り切って来た

そんな今の自分をいっぱい褒めてあげつつ

 

それでも 私は 死ぬまでに

生まれた瞬間のような

「そのままの自分」に出来るだけ近づきたいなぁと

思うのです🍀

 

それが 私の 一番大きな夢です🍀🍀

 

 

 

私を生きる

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またまた長ぁくなりましたが

今回は この辺で😊

 

 

それでは、また🍀

 

 

🍀 Megumi.O 🍀