メッセージ
今回の内容は、以前、Facebookにも載せたものなのですが、もう少し多くの方に発信出来ればと思い、ブログにもアップします。
今回の絵は載せようかどうしようか迷いました。
けれど、もし私の子どもの頃と同じような状態の子どもが、自分に何が起こっているかも分からず、誰にも説明出来ないで苦しんでいるとしたら…私の絵との出会いで何かが変わるかもしれない…と、そんな わずかな期待を込めて載せることにしました。
こわい夜
この絵は、5歳の私が怖い体験をした後、何日も眠れない日が続いた…その時の絵です。
怖い おじさんが私を連れに来るのではないかと廊下に響く足音に怯え、眠れない夜が何日も何日も続きました。
今 描いても 少し手が震えてしまいました。
くり返す悪夢
これは、やっと眠りについた後、目覚める直前に毎日のように繰り返し見ていた夢の絵です。
私は夢の中で、当時 住んでいたアパートの中を歩き回ります。
やがて階段に辿り着き、それを登って行くと、突然 登っている階段の段が消えてしまいます。
そして 私は そのまま 底の見えない暗闇へと落ちて行く…。
そこでビクッとして飛び起きる。
そんなことが毎朝毎朝 くり返されていました。
言葉を使って上手く表現出来ない子どもは、PTSDを悪化させてしまう場合があると聞いたことがあります。
もしも、この絵を見て「同じだ!」と思う子がいるとしたら…それを切っ掛けに大人にSOSを出せるとしたら…本当に本当に幸いです。
私の体験が少しでも役に立てるとしたら、私は本当に嬉しいです。
今、苦しんでいる1人でも多くの子どもに私の絵が届くことを祈って…。