クルティエ
今回は、ギリシャ神話の中の私の お気に入りの お話を絵にしてみました
(*^◯^*)
簡単に内容をお伝えすると。
水の精クルティエは、太陽の神アポロンに恋をしました。
けれど その思いは叶わず、クルティエは嘆き悲しみ ついには死んでしまいます。
やがてクルティエは一輪の花に生まれ変わります。
それが ひまわり。
だから、ひまわりは今でも太陽の方を見つめ続けているのです。
という お話。
この お話は、私がデザイン系の専門学校に通っていた時に、一度 絵本にしています。
その時は、クルティエの悲恋の物語としてキャッチしたので、もっと暗い…大人っぽい絵本に仕上げました。
それが今、もう一度 描こうと思った時に、私が感じたことは全く違っていました。
もしかしたら クルティエは、嘆きから解放されたから、お花に生まれ変わったのではないのかなぁと。
だとしたら、ひまわりになったクルティエは、純粋な恋心しか持ち合わせていない。
純粋な恋する乙女なのではないかなぁとか。
アポロンを見つめ、ドキドキポカポカな気持ちで ずっとキレイな花を咲かせているかもしれない。
そんな空想から、私は今回のクルティエちゃんを描きました。
以前の私は、そんな空想、全く思い浮かびませんでした。
同じ お話を描いても、描く時の私の気持ち、私の有りようによって、こんなに違うんですネ
ホントに描くって面白いです♫
クルティエ
今回の絵は、お友達に お譲りいただいた色鉛筆で描きました。
オイルパステルとは違う描き心地で、新鮮な気持ちで描くことが出来ました。
タッチの違いを感じていただけるでしょうか?
48色も入った水彩色鉛筆。
私を応援して下さる温かい気持ちが本当に嬉しいです。
ありがとうございました
m(_ _)m