いつもの嫌な感情
「いつもの嫌な感情」というタイトルで描いてみました。
これは「自分から人が離れて行くのでは?」という状況が起こった時に、ちょくちょく私に起きる、とてもとても嫌な感情です。
頭を抱えて逃げ出したくなるような感情。
プチパニクッて自分でも意味不明な行動を取ってしまう。
もう、それに振り回されるのは「うんざり!」
というわけで取り敢えず、その感情を取り出して自分で見てみようと思い立ちました。
いつもの嫌な感情
そして、この感情は いつから私のお友達なのだろう…と、そんな思いで引き続き描き続けました。
心砕-しんさい-
嫌な感情の根底には、昔の…幼い頃の心の傷付きが元になっているのだと思います。
かけらあつめ
やっかいなパズル
傷付き砕けた心の破片をかき集め、何とか修復しようと努める…。
どんな人にも そんなふうに ちゃんと自分を守ろうとする心の働きが備わっているように思います。
人の心は繊細で傷付きやすいものではあるけれど、それでも たくましいなぁと私は思います。
うそ笑い
もう二度と同じような痛い思いはしたくない!
だから繋ぎ合わせた心をしっかり胸の奥にしまい込んで、その部分を自分にも他人にも見せないようにして生きて来た。
「うそ笑い」というタイトルは悲しい響きだけれど、それでも私がちゃんと自分を守ろうとしている姿です。
そうやってでも、私は生きることを諦めなかった。
投げずに生きた私。凄いぞ!私!という思いで描きました。
これまで生きて来た私を認めつつ。
けれど、傷付き 悲しかった私のことも きちんと見つめ直し、受け止めて行きたいなぁと、今の私は思っています。
そうしていれば「いつもの嫌な感情」さんとも今より仲良くなれるかもしれませんネ