大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

11月は盛り沢山①

11月は本当に色んな体験をさせてもらえた月でした。

まずは臨床美術の実習「土偶」。

写真は、実習前に私が作った土偶です。

石に願いを込め、そこに粘土を巻き付ける。更に願いを込めながら、それを両手で握りしめる。

そうやって偶然 出来た粘土の形から、イメージを膨らませます。

私の願いは「もっと大きく羽ばたきたい!」 そんな願いを込め、イメージを膨らませて作った作品です。

実習「土偶」事前作品 前面

実習「土偶」事前作品 前面

実習「土偶」事前作品 背面

実習「土偶」事前作品 背面

実習に参加して下さった皆さんの中には、自分のイメージでドンドン作品を作り上げる方と、偶然出来た形からイメージを膨らませるのが難しいと言われる方がおられました。

どうすれば 参加して下さる方にイメージして貰いやすくなるのか、今後の課題が見え、とても勉強になりました。

とは言え、私の感想としては、やっぱり「楽しかったぁ♫」です。

臨床美術は、参加者に制作して貰うことも もちろん大切にしていますが、「臨床美術士自身が楽しんで作品に取り組むこと」ということも大切に考えます。

そこが私が臨床美術を「楽しい!」と感じる部分なのかもしれないなぁと思います。

「自分が楽しくないと、人に楽しさは伝えられない!」それは、私が常々大切にしたいと思っていることだから。

今回 作品をドンドン作り上げた方だけでなく、イメージするのが難しかったと言われた参加者の方も、もっと自由に作品に取り組めるようになりたい!という前向きな思いから、「また参加したい」と言って下さいました。

その言葉を励みに、今後も楽しく臨床美術に取り組んで行きたいと思いました。

ご協力ありがとうございました♡

今月は臨床美術の実習だけでなく、2つの講座に参加したことも、 私にとって とても貴重な体験でした。

ひとつは「SPトランプ ファシリテーター養成講座」というもの。

SPトランプは、私が現在通っている関西カウンセリングセンターのベーシックトレーニングという講座の中で定期的に行われています。(詳しくは関西カウンセリングセンターのホームページをご覧下さい)

私がSPトランプと初めて出会ったのは、そこでした。

それを切っ掛けに、今回の「SPトランプ ファシリテーター養成講座」にも参加しようと思いました。

SPトランプは、感情を表す絵と言葉が描かれたトランプです。

その日、その時の自分の気持ちに当てはまるカードを10枚選び、また自分の気持ちにピッタリ来る配置に並べます。

そして、そのカードを元にグループで話し合う。

そうすることで自分自身を 客観視 出来たり、コミュニケーションを学んだり出来るというのが、SPトランプです。

写真は「SPトランプ ファシリテーター養成講座」の日に、私が選び並べたカードです。

SPトランプ講習2期 今日の私

私は、感情のカードを選ぶSPトランプなら、自分の感情に気付きにくい人にも分かりやすいのではないかという考えから、今回の講座を受講しました。

けれどSPトランプの主旨は、私が思うより、ずっと奥深いものでした。

「主体性を持って生きる」というところを目指すものだったのです。

その目的を知った時、私はカウンセリングに通じるものを感じました。

主体性を持って生きるということは、自分自身を取り戻すということ。

自分が自分らしく生き生きと生きて行く為には、それは不可欠だと私は思います。

けれど、「主体性を持って生きる」というのは口で言うほど簡単なものではないと、私は実感しています。

ましてや、それを人に伝えて行くとなると、本当に難しいことだと思う。

SPトランプは、それを目指しているものなのだということを知り、私は益々興味を惹かれました。

ということで、2月から引き続き行われる「エンパワーメントカウンセリング講座3期」にも参加を決めました。

どんな講座なのか、今からワクワク楽しみです♫

11月に体験した もう一つの講座の お話しは、また次回アップしたいと思います。

宜しければ、また覗いて下さいね♡