大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

いのり水

沖末めぐみの「こころの絵にっき」
 
昨日のブログ
「プロトタイプ」のことをFacebookに載せたら
ある方からコメントをいただきました。
ありがとうございます
 
で、そのことを切っ掛けに
思い出したことがあるのですよネ
 
奇妙な夢 繋がりのお話
 
 
長男が小学6年生の秋のことであります。
 
その頃 私は子供会の役員をしていて
運動会などの用事に 日々 追われていました。
 
そんな ある日
 
目覚める直前のこと
 
何の夢を見ていたかは 全く覚えていないのですが
 
突然
大勢の子どもたちの声が 聞こえて来たのです。
 
「ショシャザン ノ イノリミズ」
「ショシャザン ノ イノリミズ」
「ショシャザン ノ イノリミズ」
 
その声は 何度も何度も繰り返されました。
 
そして とにかく大音量‼︎
 
目が覚めても
朝日の中に 響き渡っているようでした。
 
何だったのだろう
 
しっかり目覚めてから 私は考えました。
 
ショシャザンと言うからには 山なのか
 
イノリミズって何なんだ
 
取り敢えず 実家に電話を入れて
母に「ショシャザンって知ってる?
と尋ねてみました。
 
書写山やったら知ってるで」と母。
 
その後
父に西国三十三所の本を借りて
書写山を調べてみると
 
書写山は 姫路市の北部にある 市内で一番高い山。
その山上にある円教寺
西国霊場の第27番札所として知られている。
 
ということが分かりました。
 
で、イノリミズって
 
私は日々の忙しさにかまけて
そこは謎のまま
時間が過ぎて行きました。
 
年明けて 3月!
 
私は 子供会の役員の任期も終わり
少し時間が出来たので
春休みを利用して 子ども3人と共に
姫路にある書写山円教寺向かいました。
 
やっぱり気になりますもんネ (^^;
 
姫路まででも そうとう遠い。
その上
円教寺に行くには ロープーウェイに乗り継ぎます。
 
長男6年生
次男2年生
三男2歳
を連れての遠距離の旅は ホントに大変でしたぁ
(ToT)
 
円教寺に到着しても
「イノリミズ」に関して
何の手掛かりがあるわけでなし
 
とにかく山門へと向かいました。
 
そこで私 ハタと気付いたのです
(´⊙ω⊙`)
 
ここに来たことがある
 
父は 時間があれば
西国三十三所の お寺巡りをしておりました。
それに付き合って
私も この お寺に一緒に来たことがあったのです。
 
只、その時は 車で来ていたし
 
次男 妊娠中だった私
急に体調が悪くなり お寺参りはせず
一人 山門前の休憩所で
みんなの帰りを待っていたのです。
 
ここかぁ!
 
だったら 私の どっかに
この お寺の記憶があったのかも
だから
あんな夢を見たのかもしれないなぁ〜
なんて思いながら
 
今回は お寺の中に ちゃんと入りました。
 
本殿はもちろん 奥の院 () まで
お寺の敷地を全て回りましたヨ
 
途中 本気の山道があり
私は三男を抱え
次男には荷物を
長男にベビーカーを担いで貰い
やっとのことで
辿り着けるような場所もありました。
 
お寺の住職さんに
「ここに有名な お水とかはありますか?」
と訊いてみたりしましたが
 
「水はないけど、この間、真田広之が撮影に来た
建物は、それですよ」
なんて的外れな返答が返って来るだけ…(^^;
手掛かりはなし⤵︎
 
やっぱり私が見たのは
何の意味もない 只の夢だったのかなぁ
諦め半分 元の山門へと向かいました。
 
そして
もうすぐ山門というところに辿り着いた時
 
道の側に
たくさんの 真新しい お地蔵さんたちが
立ち並んでおられました。
 
お地蔵さんたちは水子地蔵
 
そこにあった立札を読んで見ると
その お地蔵さんたちは
昨年の9月頃に作られたばかりのようでした。
 
そこで私
これだ‼︎
 
私が夢を見たのは
昨年の秋 運動会の頃。
お地蔵さんが建てられたのも9月。
 
イノリミズ → 祈り水
水子さんのことだったんだぁと
その時 私は思いました。
 
…もちろん、たぶんですが (^^;
 
 
いのり水
 
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大勢の子どもの声は
この たくさんの水子地蔵さんの声
だったのだと思うと
納得がいきました。
 
なるほど なるほど
 
けど…ネ
 
で、何で私に?
リニューアル? オープン
の お知らせを下さったのだろう
何を求めておられるのだろう
そこは依然として
さっぱり分かりませんでした。
 
それは、どうしようもないので
私たちは
丁寧に お参りだけさせていただき
家路に着きました。
 
 
あれから
10年以上の月日が流れております。
 
けれど 今だに
その時の疑問は解消されていません。
 
 
Facebookにコメントを下さった方は
子どもを可愛がること
生まれて来てくれた我が子に
感謝すること
そうすれば
自然と自分が軽くなりますよ
と言って下さいました。
 
 
ホントそうですよネ
自分に出来ることを自分なりに精一杯やる。
 
それが人の力の限界だと私は思うのです。
 
後は
人知を超えた力に お任せするしかありません。
 
目に見えないものを感じる感性と
目に見えないものを信じる謙虚さ
それだけは
いつも持ち続けていたいなぁと思う私です。
 
 
またまた長くなりましたが
最後まで お付き合い ありがとうございました
 
 
クローバー Megumi.O クローバー