大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

のびのび ぴょ〜ん♫

沖末めぐみの「こころの絵にっき」
 
ひっさびさのブログです (^^;
 
私、先日から
インナーチェンジングセラピー
というセラピーの
基礎講座に通っております。(*^^*)
 
まだ習いたてなので
詳しい説明は出来ませんが
ざっくり言うと
エッセンスを取り入れたセラピー
と言った感じでしょうか…。
 
月2回、3月まで通うので
詳しくは また おいおい f^_^;
 
この間の水曜日
そのセミナーの中で
第1回目の
オープンセッションが行われました。
(受講生たちの前で、先生がセラピーを見せて下さるというものです)
 
で、私
そのクライアント役として
先生のセラピーを
受けさせていただきましたヨ (o^^o)
 
まずは
私の (CLの) 悩みごとを
先生が とても受容的に
聴いて下さいます。
 
その時点で、私
もう目に涙がウルウル (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
 
先生は
私が溜め込んでいるのは
怒りの感情ではないかと推測され
折りたたみ椅子の上の
クッションに向けて
「その感情を吐き出してみましょうか」
と提案して下さいました。
 
丸めたバスタオルのバットで
クッションを叩いて
怒りの感情を吐き出します。
それは
相手を殴るような気持ちではなくて
あくまで
その怒りを 息と共に
吐き出す気持ちで
ということなんですネ
 
でもネ…。
 
それをやっても
私には 何だか しっくり来なくて…。
 
バスタオルのバットを振るいながら
「いつまで こんなことを
やらないといけないのかなぁ…」
なんて呟きが
私の中で溢れたのですネ
 
後で気づいたことなのですが
この「いつまで こんなことを
やらないといけないのかなぁ…」
というのが
私のキーワードだったんですヨ
実は。
 
 
以前 このブログにも
描いた&書いたかと思うのですが
 
私、夜 眠っている時
突然
居てもたってもいられないような
大きな感情が湧き上がって来て
思わず目を覚まし
慌てて 布団から体を出したり
体の向きを変えたりします。
そんなことを
おそらく ずっと以前から
繰り返しているんですネ
 
その大きな感情とカブるのが
 
夜、家の前のコンビニから
聞こえて来る若者たちの笑い声
それを聞いた時に
私の中で突き上がって来る
激しい怒りのような感情
 
(その笑い声を聞くと
誰かが虐められていて
フラフラになった その子のことを
みんなで笑い者にしている。
そんな場面を
私は どうしても
想像してしまうんです)
 
その2つの感情が
何故か似ているように思う
オープンセッションの中で
私は話しました。
 
 
そんなことを話している間にネ
 
私の中で
 
幼い頃
兄に布団に閉じ込められたという
私の体験が重なりました。
 
その時の私は
息が出来なくなって
死ぬのではないかという
恐怖に苛まれパニックを
起こし暴れました。
 
兄の その遊びは
私がパニックを起こして
暴れるまでは
決して終わりませんでした。
 
私が命からがら
布団から抜け出す様子が
面白いらしく
兄は いつも大笑いしていました。
 
私が 本気で 泣いても 怒っても
兄は 面白そうに
私をバカにして笑いました。
 
後で
母は私を慰めてはくれました。
けれど 兄を止めてくれることは
ありませんでした。
 
父も黙って見ているだけでした。
 
セッションの中で
私は「誰も助けてくれない」と
泣きながら溢しました。
 
バスタオルのバットで
クッションを叩いていても
本気で怒ると
そんな私の様子を
またバカにされるのではないか
という気がして
どうしても
本気にはなれませんでした。
 
そんな思いを先生に伝えると
先生は おもむろに
もう一人の先生に
私を守るように促されました。
 
そして
私が硬く握りしめていたバットを
私の手から受け取り
兄が座っていると想定されている
椅子に近づいて行かれました。
 
私が呆気に取られていると
 
先生は
そのバットで椅子を
思い切り殴りつけ
大きな声で
「お兄ちゃんは
そんなことしたらいけん‼︎
何で そんなことばっかりするか‼︎
(先生は博多の方なんですネ)
と怒鳴られました。
その後
空の椅子を後ろ向きに
なぎ倒されたのです。
 
私は意表を突かれました。
本気で驚いたのです。
 
空の椅子のワーク
(空の椅子に相手が座っていると想定し、その相手に本当に言いたかったことを伝えたり、怒りをぶつけたりするゲシュタルトのワーク)
は有名なものです。
 
でも
 
セラピストが
クライアントの代わりに
椅子を殴り 怒鳴りつける
なんていうワークは
私としては
初めての体験でした。
 
現実生活を振り返っても
誰かが 私の代わりに
戦ってくれたなんて体験は
したことがないように思います。
 
 
ガシャーン‼︎
 
折りたたみ椅子が倒れる
その音を聞いた時
私は、やっと終わったんだと
本当に ホッとしました。
 
私には その音が
戦いの終わりを知らせる
鐘の音のように感じたのですネ
 
私は 思わず
私を守ってくれている先生に
しがみついて
声を上げて泣きました。
 
私が求めていたのは
これだったんだと
その時 本当に そう思いました。
 
大袈裟ではなく
本当に 奇跡の体験のように
感じたのです。
 
 
私はネ
 
本当の意味での怒りを
抱えていたのではないと思うのです。
 
いつ起こるか分からない
いつまで続くかも分からない
そんな危険から
自分の身を守るため
戦闘態勢を崩すわけには
いかなかったのだと思います。
 
それが 私の 激しい攻撃性の
正体なのではないかと感じたのです。
 
兄のイジメは
私の年齢が上がるごとに減っていき
いつの間にか終わりました。
 
それ以外の怖い体験も
何となく過ぎ去り
きっと終わったんだろうなぁくらい
曖昧な感じで終息しました。
 
つまり 幼い私は
誰にも言って貰えていなかったんです。
 
「もう大丈夫」
「もう怖いものは来ないよ」
「もう安心していいんだよ」と。
 
だから
怖くて終われなかった。
 
私の心の中で
幼い私は
戦闘態勢のまま
武器を硬く握り締め
身を強張らせて
常に気を張り詰めていた。
 
もう戦う必要なんてないのに
それを知らされないまま
その子は いつまでも
私の心の中に 住み続けていた。
 
その子が居るということを
私自身も
忘れてしまっていたのですネ
 
…ごめんネ
…小さな私
 
 
やっと見つけた その子
長い長い間
必死で 私の身を守ろうと戦い続け
もう ボロボロに クタクタに
疲れ果ててしまっていたのです。
 
その子は
力なく 小さな声で
私に 訴え掛けて来ました。
 
助けて…って。
 
 
助けて…
 
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私が本当に言いたかったこと
それは「助けて…」だったんですネ
 
私の力では
どうすることも出来ない相手
とてもとても強大な力に
私には成す術がなかった。
 
だから
誰かに助けて欲しかったんです。
 
怖いものをやっつけて
もう大丈夫って。
もう戦う必要はないって。
私が 必死に しがみついている命綱
私の手の中の武器を
そっと手放させて欲しかったんです。
 
安心させて欲しかったんですネ
 
それが見事に
インナーチェンジングセラピーの
ワークの中で
繰り広げられたのです。
 
 
光の戦士
 
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ガシャーン‼︎
という終わりの鐘の音と共に
 
恐ろしい大怪獣も
小さなぬいぐるみに
姿を変えました。
 
 
大怪獣ギャオロンの最後
 
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と、ここで
 
どうしても
付け足しておきたいのですが
 
 
私は
決して 悪いヤツを 叩きのめして
罰してくれる人を
求めていたのではありません。
 
もう2度と
私に 嫌なことをしないよう
止めてくれる人を
求めていただけです。
 
 
この3月
兄が 亡くなる少し前
 
兄は
心身共に すっかり 力を失くし
弱っていました。
 
そんな中
私と姉に
「お前ら兄妹にホンマ迷惑かけて悪かった」と
涙を浮かべて言いました。
(何のことに対して言っているのかは
分かりませんでしたが)
 
そして
それより少し前にはネ
 
兄ったら、私を
「お前は凄いなぁ〜強いなぁ〜」と
褒めてくれたりもしたんです。
兄には乗り越えられないことを
私がやってるって兄は言いました。
それを聞いて、私
何だか すっごく嬉しかったのを
覚えています。
 
だからネ
 
もう今の私は
ある意味
兄を越えていたし
兄を誰かに やっつけて貰う必要なんて
全然ありませんでした。
 
にも関わらず
心の中に まだ わだかまり
残ったのは
 
私の中に
 
誰も助けてくれない。
誰かに助けて欲しかった。
 
そんな思いが
凍りついていたからなんでしょうネ
 
私が求めていたのは
こころからの 安全・安心
 
強力な武器や味方を使って
相手をやり込める。
そうやって自分の正しさを証明する。
そんなことが
したかったわけではないのです。
 
 
私が受けたワークはネ
 
保護のワークと言うのだそうです。
 
私が本当に求めていることに
短い時間で気づき
私に合ったワークを
選んで 実行して下った先生に
本当に感謝です。
 
そして
 
私も これから
インナーチェンジングセラピーを
しっかり学んで
しっかり身につけて行きたいなぁって
本気で思いました。
 
ありがとうございました。
 
それから
 
これからも
よろしくお願いします
 
 
最後に
私の その後の気分の絵です
 
 
のびのび ぴょ〜ん♫
 
{D6EC7443-5C97-44F2-865C-051F8B716C4C}


クローバー Megumi.O クローバー