大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

花とんぼ

沖末めぐみの「こころの絵にっき」
 
今日は
関西カウンセリングセンター ベーシック・ガーデン
参加して参りました
 
超簡単に言うと
その時の自分の思いを自由に語り
それをグループで分かち合う
といったものなのであります。
 
グループの力があって起こる
流れや気づき そのバワーを
今日も体感させていただきました。
 
 
それからネ
 
今日エンカウンターグループに 参加する中で
私は うちの末っ子
子ども達のことにも 色々 思いを馳せましたヨ
 
 
最近の末っ子は 自分の体の調子や
受けないといけない授業などを 自分で考慮して
無理のないバランスを取ろうと頑張っています。
 
自分の道を 自分なりに
歩こうとしている末っ子
ホント凄いなぁって思います。
 
末っ子が 中学で不登校になり始めた時
私は 母として
何とか学校に行かそうと お説教したり なだめたり
はたまた 怒鳴りつけたり 色んなことをやりました。
 
けれど、ある日
 
私が いつものように 末っ子を叩き起こそうと
末っ子の体に手を触れた途端
 
末っ子は
まだ眠りの中にあるにも関わらず
体を固く強張らせて
布団の中で丸く縮こまりました。
 
怯えたのですネ
 
私は、その末っ子の姿を見て
もう これ以上
この子を追い詰めることは出来ないと思いました。
 
こんな思いまでして
学校に行かないといけないとは
どうしても思えませんでした。
 
それから私は
末っ子に 学校に行けとは言いませんでした。
 
そしたら ホントに中学校の3年間
末っ子は ほとんど学校に 行きませんでした。
 
母としては 随分 悩みましたヨ
本当に これでいいのかなぁって。
 
私が諦めずに
何としてでも 学校に行かせるということが
末っ子の将来にとっては
大切なことのなのかもしれない。
 
社会に出れば 嫌ことは たくさんある。
それを乗り越える力を 今 つけさせれば
今後の人生が 生きやすくなるのかもしれない。
 
そんなことを色々考えていました。
 
そしてネ
 
末っ子は とても優しい子で
夫を亡くした母(私)を
守ろうという気持ちがあったのか
いつも自分のことより 私を思いやってくれました。
 
でもネ
そんなふうに他人を優先して
自分の気持ちを抑える癖が
末っ子を追い詰めているのではないのかとも
私は考えたのですネ
 
だから少しでも 本当の気持ちが出せるよう
私は 末っ子に 気を使ってみたりも致しました。
 
そうしたら 何が起こったかというと
 
私も 末っ子も お互い気を使いあって
逆に距離があく…
なかなか本音が出なくなってしまったんですヨ
 
これは何か違う⤵︎
 
その時、私
昔 聞いたことのある お話を思い出しました。
 
子どもは 親の言うことは聞かないけれど
親のすることはする…というお話でした。
 
私、思いました。
 
そうかぁ~
と言うことは 私が人に気を使うと
その姿を子どもは真似するんだ。
 
だから
 
子どもに気を使わせたくないと思うなら
まずは親が本音で子どもに
接しないといけないってことなんだぁ〜とネ
 
それから私
 
なるべく本音で
子ども達に関わるように致しました。
 
楽しい時は楽しい
嬉しい時は嬉しい
辛い時は辛い
悲しい時は悲しい
嫌な時は嫌
やって欲しいことやら
されると嫌なことなども
伝えるようにしました。
 
色んな気持ちを本音で話すようにしたんですネ
 
もちろん だからって私の思い通りに
全てを通すわけではないのですヨ (^^;
 
むしろ
私が そんなふうに本音で話すと
子ども達からも本音が返って来るので
今までより思うように動いてくれなくなりました。
(ToT)
 
それが
親のすることを子どもはする。
ということなのですネ (^^;
 
なので、やりにくくはなりました。
 
けど 私は 嬉しかったんです。
 
自分の思いを抑えて 遠慮し合って
表面的に仲良くする家族より
腹を立てても何でも
本音で向き合える家族の方が
身近でホントの家族って感じが
するなぁって思ったんです。
 
そうやって思ったことをそのまま口に出来る。
 
そんな場所があるということで
子どもは
自分の感じること
自分の思うことに
自信がついて行くと思うんですよネ
 
自分の感じること
自分の思うことに
自信を持ち
だからこそ それを指針にしてやって行ける。
 
それが
子どもの精神的自律に繋がって行くのだと
私は思うのですネ
 
今の末っ子の様子を見ていて
私の考えたことって
的は外していなかったのかなぁ
末っ子の力を信じてあげて良かったなぁ
なんて 嬉しく思っている私なのです。
 
振り返るとネ…。
 
自分の本音を子どもに語るというのは
勇気がいることでしたヨ
 
それは
親が親であるという
鎧を脱ぐということですからネ
 
親の威厳であったり 正しさであったり
そういう鎧を脱いで
良くも悪くも生身の自分を見せる。
 
欠点も弱みも晒して 一人間の自分を見せる。
 
そんなことをすると自分の地位を
下げてしまうような気にもなるし
恥ずかしかったりもするんですが (^^;
 
子どもに本音を見せろというなら
まずは親が鎧を脱いで
ここは安全なのだと態度で示さないとですよネ
 
自分は鎧を着たまま
ここは安全だから鎧を脱げ
なんて言っても 全く説得力がありませんからネ
 
まずは親が一肌脱ぐ
 
私は そこを頑張ったんだなぁって 気がしています。
 
 
そう言えば 先日ネ
 
末っ子が 時間割を見ながら
「今週は ちょっと休んで、
また来週から頑張る」って
自分で決めたことを キッパリ言うのを見て
 
私「あんたホンマしっかりしたなぁ」
で、ついでに
「ママが頼りないおかげで(子ども達)
みんな しっかりするんかもしれへんなぁ」
と付け足したんです。
 
そしたら、末っ子
「うん。ちょうどええ感じで頼りないからなぁ~
うん。ホンマちょうどいい。」って。
 
褒められたの?
けなされたの
と、ちょっと思いましたが (^^;
 
でも、それって
私が手を出し過ぎていない。
ちょうど良い距離で子どもに関われている
ってことかなぁって思って
その言葉を嬉しく受け取りました
(*^^*)
 
そんなこんなで
 
今日はエンカウンターに参加して
子どもとのことを色々 振り返れた1日でした
(*^◯^*)
 
エンカウンターの後
山本三郎先生と
他の参加者のみなさんと一緒に
喫茶店に寄りました。
 
その時の写真が 、これ↓
 
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山本先生
それから
エンカウンターグループで
ご一緒させていただいた みなさま
ありがとうございました
 
 
本日の絵
 
花とんぼ
 
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自分なりの未来に向けて
自分らしく生きて行く
子ども達が
そんなふうに育ってくれればと
願う私ですクローバー
 
 
最後になりましたがビックリマーク
 
明日
アートセラピーワークショップを
開催致しますビックリマーク
 
 
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ご興味、お時間のある方は
ぜひ お立ち寄り下さいネ
 
楽しみに
お待ちしておりますニコニコ
 
 
クローバー Megumi.O クローバー