大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

Origin

沖末めぐみの「こころの絵にっき」
 
先週の土曜日
 
兄の葬儀の次の日だったので
まだ ぼんやりした感じが
全然 抜けていなかったのですが
関西カウンセリングセンター主催の
研修会に参加して参りました。
 
研修会名は
「夢のメッセージを聴き取ろう」
講師は
誉田俊郎 先生でした。
 
この日は
全3回の研修会の最終日だったので
頑張って参加して参りましたヨ
 
実は 私ネ
 
以前 この誉田先生に
カウンセリングを
受けさせていただいておりました。
 
当時 私は
CO(カウンセラー)の勉強をしつつ
カウンセリングを受けている
そんな状態だったので
先生は 私のことを
COのタマゴとして扱って下さり
先生の思うCOとしての姿勢や
人としての生き方
そんなことも
色々 教えて下さいました。
 
 
カウンセリングを受けていた時期はネ
 
ちょうど私の父が
亡くなった頃でもありました。
 
父が亡くなる前日
私は
これまで吐き出したことのない思いを
父に思い切り ぶつけてしまいました。
「あんたのせいで家族が
どんだけ迷惑したと思ってんの
 
老いた父は
「頼むから、もう言わんといてくれ」
と逃げようとしましたが
私は それを掴んで引き戻し
思いを叫び続けました。
 
そして
 
その日の深夜
父は心不全で 呆気なく亡くなりました。
 
父の死後
一週間ほどして
私は 父の遺書を見つけました。
 
遺書を書くタイミングは
亡くなる前日
私が父に思いをぶつけた日の夜
亡くなる直前しか
考えらない状況でした。
 
その遺書には
 
こんな自分を許してくれ
お母ちゃん(私の母のこと)、ごめん
先に逝くよ…
 
というような内容が書かれてありました。
 
確かに父は心不全で亡くなりました。
 
けれど
自ら命を断とうと考えていたのですネ
 
おそらく
私が言ったことが
父の胸に刺さったのでしょう。
 
私は
悔やんでも悔やみ切れない思いで
いっぱいになりました。
 
 
父は本当に自由な人でした。
嫌なことがあると
すぐに仕事を止めてしまい
美味い話には すぐに飛びつきます。
それに合わせて
私たちは 家族揃って
転居を繰り返したりしていました。
 
もちろん
家計は いつも苦しくて
母は
父の仕事を手伝ったり
内職したり
常に働き詰めでした。
 
それでも お金が足りないと
父は
兄や姉に お小遣いをねだりました。
 
そんな父でしたが
 
私のことだけはネ
 
守るべき存在だと思っていたのか
とても可愛がってくれたのです。
 
兄や姉から貰った お小遣いで
私の子どもたちに
お菓子を買ってくれたり
私と子どもたちを
昼食に連れて行ってくれたり…。
 
私が一番
父に お世話になった人間だったのです。
 
それなのに…。
 
「私が父を殺したんです」
そう言って泣く私に
誉田先生は言って下さいました。
 
一番可愛い娘の言葉だったから
その言葉は父の胸に響いたのだろうと。
そう言った後
誉田先生は 地獄の話をして下さいました。
地獄というのは
針の山や血の池があるわけではなく
只 眩い光が そこにある。
その光の前では
人が生きている間
自分で見ないようにしていた
自分の罪や醜さなどが
全て曝け出されてしまう。
その光の前では
見ないよう抗うことは出来ず
全てを目の当たりにすることになる。
それが地獄の苦しみなのだ。
 
最後の日に
父は、私の言葉によって
自分自身と向き合った。
だから、きっと
あの世に行った後の苦しみは
軽減された筈だ。
 
先生は そんなふうに
言って下さいました。
 
その時いただいた言葉は
今も私の救いになっています。
 
また
 
誉田先生には
COというのは
只 聴く仕事などではなく
半分は
自分の感じたことを
伝える仕事なのだということも
教えていただきました。
 
だから
COは自分が 今 感じていることを
敏感に感じ取り
それをキチンと
言語化出来ないといけない。
その為にも
COは 常に 自分のことを知る努力を
続けなければならない。
 
そして
 
「自分を知った分だけ
他人を知ることが出来るんだよ」
とも教えて下さいました。
 
他にも
カウンセリングを受けさせて貰う中で
体感として教えていただいたことが
たくさん たくさんあって…
 
先生と関わらせていただいた時間は
今でも私の宝物なのです
 
 
そんなわけで
 
今回
誉田先生の ご著書を3冊購入
先生の お言葉と
サインも入れていただきましたヨ (*^^*)
 
 
 
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帰りには
研修会に来られていた方たちと共に
お茶をご一緒させていただききました。
 
で、調子に乗って
ツーショットニコニコ
 
 
 
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研修会の内容の 夢の お話は
本当に奥が深くて
人の根源的な部分のことなので
簡単に ここに
書けるようなものではありません。
 
ご興味のある方は
ぜひ 誉田先生の ご著書を
お読みになって下さいネ
 
 
私の感想は
イメージ画として
最後に
添えさせていただきますビックリマーク
 
 
 
Origin
 
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誉田俊郎 先生
ありがとうございましたクローバー
 
 
 
クローバー Megumi.O クローバー