大阪府カウンセリングルーム 陽だまり工房・あいむの「こころの絵にっき」

日々 感じることを絵とことばで綴る「こころの絵にっき」

ヒカリをかんじる

沖末めぐみの「こころの絵にっき」
 
唐突ですが (^^;
 
今、私、こんな本を読んでいます。
 
 
{E74CE42D-4D9E-46D0-B8CE-7459742AD5CF}
 
 
この本は
HSPと呼ばれるタイプの人向けに
書かれた本です。
 
HSPって何なの?ですよネ
 
Highly Sensitive Person
(非常に繊細または敏感な人)
の略です。
 
特徴としては
内向的、人見知り、傷つきやすい人
 
 
Wikipediaで調べてみると
ダウンこんなことが書かれてありました
 
ハイリー・センシティブ・パーソン英語Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは、カール・ユングの造語で言えば生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。共通して見られる特徴として、大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して敏感であることが挙げられる。HSPはしばしば、豊かで複雑な内的生活を送っているという自覚をもっている。物事に対して容易に驚き、短い時間にたくさんのことを成し遂げるよう要求されると混乱するという性質を持つ。エレイン・N・アーロンや他の研究者によると、HSPは人口の約五分の一を占めるという(男女によって偏りは見られない)。HSPは感覚データを通常よりはるかに深く、かつ徹底的に処理しているが、それは神経システムにおける生物学的な差異によるものだという[3] 。この特異な性質が発見されたことは、ある種の人々を見る目が大きく変わるという決定的な帰結をもたらす。つまり、生得的なシャイさ、社交不安障害、社会的抑制、社会恐怖症、生得的恐怖症[4][5]、あるいは内向性[6]などとHSPはしばしば混同されてきたが、それらとは一線を画する性質だということである。この性質は、HSP測定法という内的・外的に妥当性があることが確認されている方法よって測られる[6]HSPは主に人間を記述するために用いられるが、同様の性質は100種以上の生物にも見られるという[7][8]
 
Wikipediaより
 
 
それから
「とても敏感」というのを
私が読んでいる
この本からの抜粋するとですネ
 
 
「とても敏感」というのは神経の肌理(きめ)が細かいということですが、これはたとえていうなら、目の細かい網のようなものではないかと思います。
 海で漁をする時に、荒い目の網を使うと、ある程度以上の大きさの魚やゴミがかかります。細かい目の網を使うと、もっといろんなものが引っかかります。小さい魚もかかるけれど、余計なゴミもたくさんかかるわけです。つまり、目の細かい網を持った人は、つらい目に遭いやすいということです。ゴミもたくさんさらってしまうし、大きな魚がかかると破れてしまったりするし…。どうやら目の荒い網を持った人のほうが生きやすいように思います。
 
 
目の細かい網を持つ人
 
こんなふうな生き辛さを
抱えた人に向けて
書かれているのが この本です。
 
そして
 
この本を私が読んでいるのは
私にも思い当たるところが
たくさん あるからなんですネ
 
同書に HSPの自己診断テストが
載っていたので
一部ご紹介いたしますネ
 
 
他人の気分に左右される
Yes or No ?
 
豊かな想像力を持ち
空想に耽りやすい
Yes or No ?
 
すぐにびっくりする
Yes or No ?
 
ミスをしたり
物を忘れたりしないように
いつも気をつける
Yes or No ?
 
デリケートな香りや味、
音楽を好む
Yes or No ?
 
一度にたくさんのことを
頼まれるのがイヤだ
Yes or No ?
 
 
ちなみに
私は、この質問
全て Yes です。
 
その他
私が Yes を選んだ項目は
 
 
忙しい日々が続くと、
ベットや暗い部屋など
プライバシーが得られ、
刺激から逃れられる場所に
ひきこもりたくなる
 
短期間にたくさんのことを
しなければならない時、
混乱してしまう
 
暴力的な映画やテレビ番組は
見ないようにしている
 
仕事をする時、競争させられたり、
観察されていると、緊張し、
いつもの実力を発揮できなくなる
 
 
カウンセリングなどを
受けることによって
随分 緩和された項目もありますが
 
ここに挙げられたものは
全て 私が これまで
悩み続けた内容であります。
 
けれどネ
 
私、これまで自分のことを
敏感な人だという
認識はありませんでした。
 
むしろ鈍感なくらい
精神的にタフな人間だと
思っておりました。
 
この本には
こんなふうに
敏感な子どもとして生まれた人が
それを親や周りの人に認められ
その個性を大切に扱われて育った場合と
そうでない場合の特徴も
書かれてありました。
 
大切に扱われて育った人は
自分の個性を引け目に感じず
自分で自分の短所を補い
自分の才能に自信を持って生きられる。
多くのHSPの人が
引っ込み思案になりがちなのに対して
そういう人は積極的で
社交的であったりもするのだそうです。
自分の生きている世界に
安心感を持っているのでしょうネ
 
そうでない人の場合
自分に対して自信がないのは
もちろん
常に不安を抱えるようになったり
そんな感情を
感じないようにしてしまったり
(感情の抑圧と言います)
そんな弊害が起こるのだそうです。
自分の生きている世界が
安心出来る場所ではないという
認識になっているのだと思います。
 
私の場合ははてなマークと言うと
 
自分のことを鈍感
またはタフだと信じ込んでいた
ところをみると
感情をなるべく感じないようにして
自分を守っていたのではないかなぁと
思われます。
 
私がネ
 
人並み以上に
敏感な子どもであったのだとしたら
私の過ごした子ども時代は
とんでもなく
過酷なものだったのではないかと
我ながら思います。
 
私の幼少期の お話をすると
 
私は 兄におもちゃのように
扱われていたように思います。
家族から言わせれば
私は兄に可愛いがられていた
…ということになるようですが
私にとっては苦痛でしか
ありませんでした。
 
兄のお気に入りの遊びは
私に布団をかぶせ
その上にのしかかって
私を身動き出来ない状態にすること。
布団の中の私は
段々 息が出来なくなって
そのうちに死ぬのではないかと
パニックに陥ります。
叫んで暴れる私の様子が
兄にとっては面白いらしく
その遊びは
私がパニック状態になるまで
終わることはありませんでした。
 
もう少し私が大きくなってからは
(小学校低学年くらいでしょうか)
兄は 私を
自分のお気に入りの
ライフル型エアガンの的にしました。
エアガンとは言え
飛び出した弾は
ダンボールに突き刺さるくらいの
威力は十分ありました。
肌に当たると その瞬間
皮膚はミミズ腫れ。
私は恐ろしくて
本気で逃げ回りました。
それが兄にとっては
とても楽しかったのでしょうね。
 
私が泣いていると母は言いました。
「お兄ちゃんは
あんたが可愛いからやってんねん。
いちいち泣きなや」
 
…幼い私に逃げ場はありませんでした。
 
でもネ
 
そういう時の兄は
当時の私にとっては
まだマシな状態だったのです。
私は ともかく
兄が ご機嫌であることには
間違いなかったから…。
 
私が一番 怖かったのは
兄が 突然 激怒し始めることでした。
 
その頃の兄は
とても精神的に不安定で
音というものを
過剰に嫌がりました。
 
兄は二階の自分の部屋の
押入れを防音室に改良し
その中で耳栓をして
受験勉強をしていました。
そこまでしているのに
一階の柱時計の音がうるさいと
怒鳴りながら降りて来て
時計を無残に壊したこともありました。
 
いつキレるか分からない兄を
家族はみんな恐れていて
(誰もそれを口に出すことは
ありませんでしたが)
兄に用がある時は
私が伝言役になりました。
「お兄ちゃんは
あんたのことが可愛いねんから」と。
 
けどネ
 
私が一番小さな子どもだったのです。
もし兄が暴走し始めたら
私なんて ひとたまりもありません。
私は怖くて怖くて…。
それでも
私は、私が家族の一員である為に
(これは あくまで私の認識あせる)
任務を全うしていました。
 
この状況
私が「敏感な子ども」でなくても
怯えて当然なのではないでしょうか。
 
その上
私は おそらく敏感な子どもで
だから
感情を鈍麻させ
自分を守ったのだと思います。
 
私が敏感に感じる子どものままでいたら
私はホントに
正気を失っていたかもしれませんネ
 
 
HSPの人は
その場の情報を一度に たくさん
受け取ってしまうそうです。
 
目がいいとか 耳がいいとか
そういうことではなく
(私、メガネをかけてますあせる)
受け取ったものを
脳が普通より細かく
分析にかけるそうなんですネ
 
同じ一つのものを見ても
そこから得る情報が
多いということなんです。
 
なので
集団生活が始まる
幼稚園、小学校に入って
混乱をきたす子が多いのだそう。
 
私が
偏頭痛を起こし始めたのも
小学2年生なので
そういうことだったのかもしれません。
 
それだけ脳を酷使するので
普通より休息が必要なHSP
 
けれど
私には なかなか気の休まる場所は
なかったのでしょう。
 
だから
偏頭痛を起こして
脳を強制終了
シャットダウン
させていたのかもしれません。
 
感情を感じなくしたり
偏頭痛を起こしたり
 
幼い私は
色んな手段を尽くして
自分を守って来たのですネ
 
えらい えらいニコニコ
頑張ったネビックリマークラブラブ
 
そんな私を労ってくれたのが
大人になってから受けた
カウンセリングだったのだと
私は思っています。
 
カウンセリングでは
自分自身が 今
感じていることを
大切に扱われます。
 
そうすることで
自分で自分の感情や
気持ちに気づき
 
気づくことで
自分で自分の気持ちや感情を
大切に扱えるようになるのです。
 
まず 自分の状態が分からないと
こころが疲れていることにも
自分で気づけないし
気づかなければ
休むことも出来ませんよネ
 
 
自分の意思に関係なく
多くの情報を受け取ってしまうHSP
 
その状態では
他人の思いや感情を
優先せざるを得ない。
だって
他人の顔色を見ようとしなくても
勝手に入って来るんですから。
 
私がカウンセリングを受けて
偏頭痛が
ほとんど起こらなくなったのは
自分の気持ちや感情に
自分自身で気づくことや
自分の気持ちや感情を
優先するという やり方を
学んだからだと思うのです。
 
私が自分をHSPなのでははてなマーク
気づいたのは最近のことなのですが
偶然 私は
HSPが生きやすくなる方法を
(カウンセリングなど)
選んで実行していたようです。
 
そして 今
 
私がみなさんに提供している
自分の気持ちや感情への
気づきを促すものです。
 
自分の気持ちや感情に繋がるツールを
少しずつ
獲得して貰おうとするものなんです。
 
HSPと呼ばれる人だけでなく
 
多くの人が
 
生活して行く為に
生きる為に
家族を守る為に
社会に適応する為に
 
自分の気持ちや感情を
置き去りにしがちです。
 
私自身もそうですが
 
このブログを目にして下さっている
あなたが生きやすくなる為に
 
自分の気持ちや感情を
自分自身が 今 感じていることを
 
自分自身を
大切にしていきませんかはてなマーク
 
 
ヒカリをかんじる
 
{B85F6313-BC57-41E4-99D6-1B933F4DB938}
 


手助けが必要という方は
ダウンこちらに ご連絡下さい。
私が
全力でサポートさせていただきます。
 
 
陽だまり工房あいむ
✉︎ info@aimuhidamari.net
☎︎ 050 7128 8995
注意まずメールをいただけると
助かります!
 
 
次回のブログでは
私が自分を守る為に身につけた
(おそらくですがあせる)
もう一つの やり方を
綴ってみたいと思います。
 
宜しければ
また のぞいてみて下さいネ
(*^◯^*)
 
 
長文 失礼いたしましたあせる
 
 
クローバー Megumi.O クローバー