こころしずか
枚方市カウンセリングルーム
陽だまり工房・あいむ
街角カウンセラー
沖末めぐみの「こころの絵にっき」
今、インフルエンザが
大流行しているみたいですネ (＞人＜;)
私も例に漏れず
先日
B型のインフルエンザに
かかってしまいましたぁ (*´◒`*)
その時
酷い頭痛に見舞われながら
ふと
長年 苦しんだ偏頭痛のことが
思い浮かんだんですよネ
今回は
発熱やら頭痛やらで苦しんでいる最中
夢うつつで
私の脳裏に思い浮かんだことを色々
綴っていきたいと思います。
もちろん
その時 浮かんでいたイメージの絵も交えてネ♡
長年
偏頭痛に苦しんできた私は
頭痛と言えば恐怖と直結しているので
(痛いの怖い〜っ！)
人生のほとんどを
偏頭痛と その恐怖に
振り回されていた感がありましてネ
ある意味
偏頭痛に人生を台無しにされた！みたいな
怒りにも似た思いがあったんですよネ
けれど
この度 気づきましたヨ
理屈ではなくて
実感したんですネ…
偏頭痛が私を守ってくれていたんだって。
私は「HSP」と呼ばれるタイプの人だと
自覚しております。
HSPについては
また改めて詳しくお話したいと思っておりますが
とりあえず ざっくり言うと
敏感過ぎる人
多くの人が流してしまうような些細な情報を
知らず知らずにキャッチしてしまう
そういう感度を持った人
とでも言いましょうかネ (^^;
なので
多くのHSPの人は
刺激の強い場所やら
人混みが苦手だったり致します。
私もそうなんですネ
特に私は
「人の感情に敏感でなければ傷つく」
そんな環境で育ったので 他人の感情に超敏感！
学生時代の私は
その「感情」という情報を
むやみに取り込み
それを遮断する術を持っていなくてネ (^^;
だから
自分が思うより ずっと
常に疲労していたのだと思うんですよネ
私の偏頭痛の始まりは小学校2年生
それが酷くなったのは
中学1年生の頃でした。
おそらく…なのですが
小学生の間は
まだ みんな子どもなので
思っていることと
態度や言ってることが
全然 違うなんてことは
起こりにくいと思います。
それが
中学校に入った途端
受験やクラブやと
世間の評価に晒されるようなことが増え
年齢的にも
精神的に複雑なものを抱えるようになりますよネ
必然的に
本音と建て前が作り上げられていく時期なのだと
私は思っております。
それが私のような特徴を持っている者には
過酷だったんですよネ
本音と建て前があるということは
目の前に見えている感情と
その裏で動いている感情
２つの感情が別起動します。
そうなると
私に取り込まれる感情が
1人につき２つに増える
ということになるんですネ (^^;
たくさんの裏腹な情報が一度に
私の頭の中に流れ込んで来る
そんな状態が 中1の頃に
起こり始めたのだと思うんですよネ
小学校の頃から比べると
クラスの人数も増える。
その大人数の表裏の感情が
一度に流れ込んで来るなんて…
もう パニックです！ ヽ(￣д￣;)ノ
今の私が想像しても恐ろしさを感じます。
それに耐える為に
起こっていたのが
偏頭痛だったのだと
この度
やっと 私 理解出来ました。
遮断する術を持っていなかった私が
その多くの情報を遮断する為には
偏頭痛の強烈な痛みが
不可欠だったんです…。
転げ回るほどの激痛の中では
他のことになんて一切集中出来ない。
他人のことなんて
見る余裕は全くなくなります。
そういう状況を強引に作っていたのですネ…私
偏頭痛は始まると6〜7時間は続きます。
その間
激痛の為の嘔吐も起こります。
痛みから来る嘔吐なので
吐くものがなくなって
胃液しか出なくても
まだ吐き続けます。
それが中学、高校の頃は
週一くらいの頻度で起こっていました。
何度も何度も
頼むから死なせて下さいって
神頼みするくらい辛かったです (ToT)
でもネ
その偏頭痛も
偏頭痛の前兆も
(30分くらい目が見えなくなります…)
痛みから来る嘔吐も
全て意味があったのだと
よく分かりました。
この度のインフルエンザで
頭痛に見舞われ
(偏頭痛の痛みとは全然違いましたが)
その時
私は頭を抱え込みました。
そのポーズから偏頭痛を連想し
それから
もう一つ浮かび上がってきたのが
「もう止めて〜‼︎ 気持ち悪い〜‼︎ 」
という心の叫びでした。
常に渦巻く裏腹な人の感情
その感覚を思い出した時に
私がイメージしたのは
幼虫のような虫たちが集まって
カサカサ音を立てている様子でした。
うごめく虫のざわめき
本当に もう 受け入れられなかったんですネ
当時の私には。
吐くという行為は
心の「これ以上 受け入れられない」
という叫びを表現していると
教えてもらったことがあります。
その通りの嫌悪感を
あの頃の私が感じていたのを思い出しました。
私は色んな情報を
ほぼ視覚から取り込みます。
だから
まず目が見えなくなるということが
起こっていたのも うなずけます。
まだ若かりし私
人の裏腹さを嘘つきだとか
汚いものだとか そんなふうに感じておりました。
だから
許せなかったんですよネ
頭痛は怒りの表現でもあります。
あのパワフルな痛みを考えると
そうとう怒ってたんだろうなぁと
我ながら思います
で、今はどうなのか。
今の私は
ある程度 情報を遮断する術を身につけています。
だから
ほぼ偏頭痛は起こりません。
他人から発せられる情報(感情)を取り込み過ぎて
自分の感情なのか
他人の感情を感じているだけなのか
その区別さえ出来なかった私
30代後半の頃
カウンセリングを受けたことで
私は自分の感情を見つけました。
見つける術を身につけた
という方が正確かもしれません。
そうなることで
自分向きモードと
外向きモードを区別することが
出来るようになったんですネ
だから 今は
疲れたら自分に戻ります。
もちろん今でも
色んな情報が入って来たりはするけれど
その取り込んだ情報を使うのは
自分のため
自分の大切な人のため
それから
お仕事のとき
そうしようと決めてから
より楽になりました。
自分の身に余るものを
抱え込まなくなったからでしょうネ
私は神さまじゃないから
万人を救うなんて絶対に無理です。
そんなふうに
等身大の自分に気づいて
肩の荷が下りたというのも
大きかったのかもしれません。
それにネ
人に裏と表があるのは
当然だと思えるようになったのもあります。
社会の中でしか生きられない私たち人間が
人と上手くやるために
多少の嘘をつくのは当然ですもんネ
私だって日常的にやっとりますから
そういう自分を受け入れたときに
他の人のことも
許せるようになったのでしょうネ
(あまりにもズレ［裏表］の酷い人は
今でも苦手なので
仕事以外の関わりでは 即 逃げますが)
)そんなこんなで
偏頭痛に感謝が芽生え
ほんでもって次に私
以前 カウンセリングの中で現れた
扉のイメージに取り組んでみました
1週間ほど寝込んでいたので
時間はたっぷりありましたからネ
(それにしても
しんどいのに よくやるよネ…我ながら)
)その扉が こちら 
この扉は 私の心の中の
これ以上は どうしても進めない
そんな場所にあるものなんですが
熱く焼けた鉄の扉
熱そうで
開けるどころか
触ることも出来ない感じなんですヨ
こんな扉をイメージしていたのにですネそれが今回は
いくら思い浮かべても
扉がなかったんですヨ
枠だけ〜
開いたわけではないから
扉は そのまま
どこか違う場所に移動したのかもしれないし
何が起こったのか
さっぱり分からないのだけれど
まぁ
なくなっちゃったものは仕方ない
とにかく
今回 浮かんだイメージの
その先に進んでみましたぁ
熱々に焼けた扉があった場所
その向こう側なのだから
恐ろしいほどの灼熱の世界
なのだろうと思いきや
ナントそこには
ひんやりとした地下へ続く階段が
伸びておりました。
洞窟の中にある泉のようなところに
辿り着きました。
洞窟の外には海
実は この景色
ずいぶん前に夢で見た景色なんですよネ
あまりに印象的だったので覚えていたのですが
ああ、ここに続いていたのか…
と、妙に納得した私
…ただし
何でそう思ったのかは謎ですが
そして
泉の中には光に包まれた女性が立っておりました。
洞窟を子宮の象徴だと捉えると
女性は私の中の「母」なのかもしれませんネ
…というところで
私、何も打ち込んでないのに
スマホの画面に触れただけで
こんな文字が現れました
「自分の子宮」って
そうなのか
ますます謎は深まるばかりですぅ
…まぁ
この扉の向こう側のお話に
そもそもオチはなかったので
この辺りで終わっておきますネ
この度のインフルエンザ
偏頭痛も そうだけれど
この世に意味のないことは何もないんだなぁと
改めて思わせてもらえました
それから
押し寄せて来る情報の大波
それを
ただ受け止め続けるしかなかったとしたなら
おそらく
当時の私の心は壊れてしまっていたでしょう。
それを防ぐために
私は私の最大限の力を使って自分を守った。
私ってスゲぇ〜
やっぱり強ぇ〜
インフルエンザのおかげで
自己肯定感がアップしちゃうなんて
思ってもみませんでしたが
私にとっては
意味のある療養期間でした
ここで 締めくくりの絵を一枚
こころしずか
病み上がりで
まだ少し気怠くて
でも
気持ちは とても静か
そんな
今の私の気分に ぴったりの一枚であります
それはそうとこの絵
この絵いつもと雰囲気が違うと思いませんか
実は この絵
作家のkokoさんこと
伊丹和年さんに
星空の描き方を教えていただいて
描いた絵なんですよネ
私、今
大切な方に贈りたい絵を作成中なんですが
どうしても天の川の絵が描きたくてネ
でも私
自分的に満足のいく星空を
描けた試しがなくて
で
私の大好きな星空を描かれる
作家のkokoさんに
無理を承知で
描き方を教えてもらえませんかって
ってお願いしてみたら
ナント
あっさり ご快諾下さって
教えていただいた後
本番の練習のために描いた絵が
今回のこちらというわけなんです
こちらというわけなんです自分で言うのも何ですが
ステキな仕上がりでしょ でしょ
でしょkokoさんは
絵を見ても伝わって来るんですが
ホントに 温かくて お優しく
心の広ぉい お方なんですよネ
本当に ありがとうございました
最後になりましたが
みなさま
くれぐれも風邪&インフルエンザには
ご注意下さいネ
それでは また
