取捨するということ
街角カウンセラー
沖末めぐみの「こころの絵にっき」
ここのところ
「手放す」ということが
重なって起こっている私であります。
まずはスマホ！
機種変更だけするつもりで
ショップに行ったのに
新規契約する方が
かなり料金が下がると提案され
そうすることにしたのですが…
それにより
電話番号変更やら アドレス変更やら
しないといけなくなり
みなさまへの お知らせも
必要となったのでありますヨ
そこで余儀なくされたんですネ…断捨離！
スマホの中には
これまで 私が 関わらせていただいた方達の
電話番号やら アドレスが い〜っぱい！
けれどネ
今後 連絡をする可能性のある方が
この中に何人いるのだろう？
考えさせられましたヨ (^^;
相手の連絡先が変わっちゃってる場合も
ありますしネ
その他
メールの移行が出来ないことによっても
断捨離するしかないということが起こりました！
スマホの新規契約をしただけなのに
ずいぶんと取捨選択
自己決定の能力を
試されたように思います〜 σ(^_^;)
それから
長男が 我が家を出て 自活を始めたことも
私の大きな手放しの出来事でした。
旅立つ前夜の晩ご飯は長男のリクエストで
唐揚げと肉じゃがそれから粕汁も添えて…
家ん中 散らかっとりますが
我が家らしく
いつも通りの晩餐で送り出しましたヨ〜
旅立つ長男に向けて
何が出来るのだろう？
何を伝えれば良いのだろう？
色々 考えましたが
私は 何もしないということを
いつも通りに送り出すということを
決断したのだと思います。
立派な門出
立派な母であることを
私は手放したとも言えるかもしれませんネ
(*^^*)
そして
長男の部屋を片付けたついでに
ずっと置きっ放しになっていた
亡き夫のバイクも手放しましたヨ 〜
バイクが去った後
ずっとバイクの置いたあった場所が
ガラ〜ンとしていて
妙に寂しい…
大きなバイクを置きっ放しにしていた時は
片付かなくて嫌だなぁ〜なんて
思っていたくせにネ
手放すことは
スッキリと一緒に
こころのポカ〜ンを
経験するということなのかもしれません。
それが 心のどこかで分かっているから
いらないものだと知りつつも
なかなか手放せないのかもしれませんネ…。
寂しいのって辛いから…
そんなこんな
他にも 色〜んなことがあり〜の
( 今 気づきましたが
最近 パワーが落ちてるなぁと思っていた
その要因って きっと これですネ
色んな手放しが続いて
ダメージ受けてたんやぁ
…我ながら気づくの遅過ぎっ )
)で、昨日
手放したバイクと引き換えに
家族揃って
かに道楽に行って参りましたヨ 
めっちゃ美味しかったぁ〜
それは もちろんですが
実は 私ネ
家族の新しい形を実感したのですヨ 
自活を始めた長男
一緒にご飯を食べに行くといっても
同じところからは来ないし
同じ家にも帰れません。
それは寂しいことだけれど…。
でも
形を変えた関わりが
始まったんだなぁって思ったんですよネ
手放したことで 新たなものを手に入れた。
そういうことなんだなぁと
つくづく感じられた昨日でした
少し距離を置くことで
お互い見えるものがあり
関係が少しかわる。
それが何だか感慨深くて…。
何だか妙に
私、感動したんですよネ…。
取捨するということ
手放したくなくても
手放さざるを得ないもの
そんなものって
世の中には たくさんあるのだけれど
そんなこと 私は望んでいない
そんなふうに思える
理不尽なことは たくさんあるのだけれど
でも 私は
自分の目の前で起きることは 全て
自分にとって
必要なものなんじゃないかって
そう思っているんですネ
だからこそ
与えられたのではないかと。
良いことも悪いことも全てネ…。
今は悲惨な現実だったとしても
それがあっての未来が生まれる。
それがなければ
もっと悲惨な
未来が待っていたかもしれないし
それがなければ
何の成長も生まれなかったのかもしれない。
全てのことが
自分の未来のために
起こることなのだとしたら
今ある現実が
自分の本当の望みだと 言えなくもない。
自分の選んだ道だと 言えなくもない。
全ての事象が
本当は 自分で選択しているのではないかと
そんなふうに私は感じるのです。
手放すことって寂しい。
手放すことって何だか怖い。
だから
なかなか手放すという決断は
出来ませんよネ
けれどネ
手放さなければ掴めないのです。
手に いっぱいの荷物を持ったままでは
新しいものを掴むことは出来ないのです。
自分にとって
何より大切なものを育てるためにも
余分な荷物を降ろし
手を自由に使えるようにしておく必要だって
あるのではないでしょうか
自分にとって何より大切なもの
そのために
今 掴まなければならない大切なもの
それって何なのでしょう
その答えを知っているのは
自分自身です。
自分なりの答えを 自分で見つけ
自分自身で 選択し 取捨する。
それが
自分の人生を
自分自身で 生きるということ
なのではないでしょうか
自分の本当の声に 耳を傾ける勇気と感性を
これからも
ずっとずっと育んで行きたいと思う私です。
それが
自分らしく生きるということに
繋がる道だと 私は信じているから…。
