怒りの奥の悲しみ

沖末めぐみの「こころの絵にっき」

先日カウンセリングを受けて、もう一つ印象に残ったことがありました。

心理学の理論の一つ「交流分析」には「ラケット感情」という考え方があります。

簡単に説明すると。

感情の奥に違う感情が隠れている場合があるということ。

本当の感情を見るのが辛すぎる時、別の感情を出すことで、それを見ないようにする。

自分のこころを守るために使う機能なんですネ

で、カウンセリングの時。

私の怒りの感情は、そのラケット感情なのではないかという意見をいただきました。

そうなのかしら…もしかして

というわけで。

ちょうど怒りの感情が浮かんで来たこともあり

それを思いっきりスケッチブックにぶつけて

描いてみようと思い立ちました。

怒りの奥の悲しみ
　

怒りの表現として

真っ赤なオイルパステルを存分に使い

殴り描くような気持ちで何本もラインを入れました。

これでもかこれでもか

怒りの目を中心に思いっきり怒りを表現

…したはずなのに

出来上がった目は

とても悲しそうで…

その時

ふと思いました。

そういえば私

例えば

とても意地悪をされた時

何で そんなことをしようと思うのだろう…この人は

と、悲しくなります

例えば

意地悪をされて

そのままでは気が済まず

やり返してしまった時

何で そんなことをしようと思うのだろう…私は

と、やっぱり悲しくなります

何かあると

悲しみの感情に繋がるのが

私の感情のパターンなのかもしれませんネ

みなさんは いかがでしょうか？

Megumi.O